西山遊野の森羅万象ブログ

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2007年 03月 13日

浪速日本一橋めぐり

大阪湾を取り巻く一帯に日本一の橋がたくさん架かっている。いわゆるバブル期のウォーターフロント計画の夢の跡ともいえるそれらの橋たち。夢の計画を描き、まずその一歩としてまず橋が架けられた。その挙句に財政破綻状態に府と市は陥っている。それを批判するのはたやすいし反対はだれにでも出来るのだ。ただこれから10年20年先を考えていけばこれらの整備されたインフラストラクチャーをもっと有効に使うことを考えて行かなければ成らない。失敗した側も批判する側ももっと頭を使え、知恵を使え。ではこれだけ便利で価値のある道路網とその先にある施設をどれだけの府民、市民が知っているのかはなはだ疑問が沸いてくるのが当然だ。知恵がないのならもっと世間にそういうものがあることを知らしめていく責任があると思う。これだけ大規模ですばらしい橋が高密度で架かっている地域はおそらく世界中さがしてもないはずである。とにかく世界に誇れる橋が各島と町を結んでいるいるのである。それを紹介していこう。今日から連続シリーズ

第一回 夢舞大橋

世界初の浮体可動橋。夢洲と舞洲をつなぐ夢舞大橋。通常大型船は夢洲の南側を通過して大阪港へ入港するのだが、何らかの事故がありその航路が使えない場合の万一にそなえて夢洲と舞洲間を大型船が通過する場合この橋がネックになる。そこでその事態にそなえて可動橋にしたわけだ。橋長浮体部410m、幅員:31.2mの大型橋梁なので通常の可動橋では制御できないため、万一の時には橋桁こど浮にのせてタグボートで引っ張っていくわけだ。だた過去二回試験開閉訓練をおこなったが、いずれも失敗2005年の12月に3回目にしてやっと成功。万一のとき大丈夫なのかね?ちなみに夢洲には現在埋め立て工事とコンテナバースがあるだけなのでこれだけの橋がまったく無駄になっている。しかもそれどころか一般車輌は通行できない。それがそもそも間違っている。こんなすばらしい世界初なのだ。世界初の浮体可動橋をテーマに夢舞大橋煎餅やたこやきを大々的にアピールすれば結構人が集まるかも?まあよほどの物好きでなければこないだろうがもう少し利用方法があろう。せめて一般車の観光駐車場スペースとトイレ、展望台ぐらいつけるべきである。いやつける責任がある。通行止めはけしからん。もちろんはしを渡らずに車で夢舞までいったぞ。
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by youknow1957 | 2007-03-13 00:33 |


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