2007年 12月 30日
平成7年ごろから京都では表通りを中心にたくさんのマンション計画が持ち上がり見る見る間にご覧のような風景がいたるところに出現した。町屋の並ぶとおりから見るとマンションの壁が立ち上がっているのが表通りその先には北山、東山などの山並みが何処からでもみえるのが京の町並みであったのだがそれはもう過去のものとなった。もちろん大半のマンションは正規の手続きを経て建てられた適法建設である。そこには非はないが和は感じられない。あるのは力だけだ。力で景観の均衡を乱そうが彼には関係の無い話である。金の為には景観は犠牲になるのはしかたが無いことなのだろう。長年地域が守り互いに尊重しあった和の精神などは通用しないのが彼らの考え方だろう。建てては儲けだけ吸い取って町とは関係無に出て行ってしまう。そして残ったのがこの風景。
by youknow1957
| 2007-12-30 23:33
| 街で見つけたこんな物
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