2007年 04月 03日
日本橋の電気街の衰退の原因の一つは大型量販店の台等があろう。その大型店も競争激化でますます寡占がすすんで最終的には数社程度に落ち着くのだろうか。銀行しかり、大型スーパー、総合家電、自動車、あらゆる分野業界で寡占がすすんでいる。もはや資本主義経済においてナンバーワンしか生き残れない時代がやってくるのだろうか。成功した一社以外はやがて厳しい競争から脱落していく。健全な消費の経済の支えてきた中流の減少も気になるところ。街からお店屋さんも消えていくばかり。電気屋さん、本屋さん、カメラ屋さん、食堂屋、何処にでもあった店屋さんを衰退させたのもすべてそれらを専門にあつかう量販店である。そういえば我々消費者もいかにそういう量販店で一番買い物をしているか改めて考えるとその通りである。なぜこんなことが起っているのだろう。自由競争が資本主義の原則であるが、行き過ぎた競争と自由は本当に豊かな経済社会を作るようには思えない。
by youknow1957
| 2007-04-03 00:58
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