2005年 12月 26日
大阪梅田地区にはハービス大阪(40F)190mを頂点に建設中を含めるとおよそ20ほどの高層ビルがある。ここはいわえる副都心・新都心のような人工的な企画されたビル群ではなく既存の都心が都市の成熟過程で高層ビルが建設されていくのが興味深い。世界の都市からすると高さはあまりたしたことないのだが、淀川から眺める風景がなかなかよろしい。この風景に大阪駅北地区の街が加わるとどう変化していくのだろう。バブルの象徴のような東京の副都心や六本木ヒルズの後を追うのではなく独自の大阪に相応しいまちづくりをしてもらいたい。その大阪駅北地区からわずか1キロ北には淀川という自然が残っている。都会と自然は相対する別物ではなくもっと共存しうまく共生することが可能なはずだ。21世紀はそういうことにもっと知恵や価値を見出せる時代であり、大阪はそういう方向を模索してもよいのでないだろうか。自然は人間がおもっているほどひ弱ではないのだ。醜悪な建造物に囲まれたスラム街にするか自然力回復を回復して豊かな楽園にするかはどちらにでもすることが可能だ。それを選ぶのはその都市自身の住民が決めれば良い。財源不足などと弱音を吐いているうちはだめだ。もっと知恵をつかえ。
by youknow1957
| 2005-12-26 00:52
| 街で見つけたこんな物
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