2005年 03月 14日
先日のスケッチを仕上げてみましょう。全体がハーフトーンになったところで、仕上げにかかります。彩度の高い色や濃度の濃い色は十分気を使いながら、薄いほうから濃いほうへは重ねれば仕上がっていきます。一度濃い色をさすとそれから薄いほうへは戻れません。それが透明水彩の難しいところでもあり、また味わいとなる点です。そこにさえ気をくばればあとはなんとでもなります。塗り残し、はみだし、にじみなども、いい味わいになりますから利用できます。また偶然性の面白みもあり、どちらかいうとちょっと書道や水墨画のようなイメージで筆使いの面白だすのがポイントです。最初はうまくいきませんので失敗をしていきましょう。絵具や画材などは普通の物でよいのですが、筆と紙だけはちょっといいのが必要です。そのあたりはまた機会があれば詳しく書いてみます。
by youknow1957
| 2005-03-14 23:09
| 絵画
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